消化器外科
診療科紹介
「胃・結腸・直腸・肝臓・膵臓の5分野でのロボット手術が保険診療で可能になりました。」
宮城県立がんセンターでは、令和元年9月からロボット手術を開始しており、直腸癌および胃癌は令和2年から、結腸癌は令和4年から保険診療で行うことが出来るようになっています。さらに、令和5年に膵臓癌が、令和6年には肝臓癌が保険診療で行うことが出来るようになり、5つの消化器癌に対してロボット手術の施設認定を取得しました。加えて、胃・大腸・肝胆膵の3分野で内視鏡外科学会技術認定医が在籍しており、ロボット手術のプロクター(指導医)としての認定も受けています。
ロボット手術を初めとした低侵襲手術は、開腹手術と比べて、出血量が少ない、術後疼痛が軽減する、術後回復が早い、入院期間が短いなどの利点があります。トップレベルの水準で低侵襲手術のメリットを、多くの癌患者さんに届けていきたいと思っております。
「消化器外科領域における質の高い診療を提供いたします。」
各医学系学会は、年間症例数や経験患者数に応じて、それぞれの領域の認定施設・認定医を選定しています。これは、各分野において高いレベルでの診療を提供しているかどうかの、一つの目安となります。胃癌診療に関しますと、当施設は日本胃癌学会認定施設Aに認定されています。これは、東北地方で9施設、宮城県に限ると3施設にのみ認定されており(令和6年7月時点)、当施設が、胃癌治療において、より専門的、かつ良質な外科治療を行っていることを示しています。
一方、肝胆膵領域では、難度の高い手術をより安全にできる資格として「肝胆膵外科学会高度技能専門医」を定められています。この資格も、宮城県全体では21名、県南地域に限ると2名しか認定されていない資格です(令和6年7月時点)。当施設では昨年「肝胆膵外科学会高度技能専門医」が着任し、今まで手術を諦めていた肝胆膵症例も、より積極的に手術に臨むことが出来る体制となりました。同時に低侵襲である腹腔鏡下手術を用いた高難度手術を行うことも可能になりました。
また、大腸癌領域では結腸・直腸の両方のロボット手術プロクター(指導医)が在籍する宮城県内の施設は2024年5月現在3施設しかありません。その強みを活かし、直腸癌においては手術難易度が高いといわれている術前放射線化学療法後肛門温存ロボット手術や、肝胆膵外科学会高度技能専門医との連携による大腸癌肝転移に対する原発巣、肝転移巣同時切除術にも積極的に取り組んでおります。
われわれは、より高難度な手術をより安全に、多くの患者さんに提供することを目指しています。
宮城県立がんセンターでは、令和元年9月からロボット手術を開始しており、直腸癌および胃癌は令和2年から、結腸癌は令和4年から保険診療で行うことが出来るようになっています。さらに、令和5年に膵臓癌が、令和6年には肝臓癌が保険診療で行うことが出来るようになり、5つの消化器癌に対してロボット手術の施設認定を取得しました。加えて、胃・大腸・肝胆膵の3分野で内視鏡外科学会技術認定医が在籍しており、ロボット手術のプロクター(指導医)としての認定も受けています。
ロボット手術を初めとした低侵襲手術は、開腹手術と比べて、出血量が少ない、術後疼痛が軽減する、術後回復が早い、入院期間が短いなどの利点があります。トップレベルの水準で低侵襲手術のメリットを、多くの癌患者さんに届けていきたいと思っております。
「消化器外科領域における質の高い診療を提供いたします。」
各医学系学会は、年間症例数や経験患者数に応じて、それぞれの領域の認定施設・認定医を選定しています。これは、各分野において高いレベルでの診療を提供しているかどうかの、一つの目安となります。胃癌診療に関しますと、当施設は日本胃癌学会認定施設Aに認定されています。これは、東北地方で9施設、宮城県に限ると3施設にのみ認定されており(令和6年7月時点)、当施設が、胃癌治療において、より専門的、かつ良質な外科治療を行っていることを示しています。
一方、肝胆膵領域では、難度の高い手術をより安全にできる資格として「肝胆膵外科学会高度技能専門医」を定められています。この資格も、宮城県全体では21名、県南地域に限ると2名しか認定されていない資格です(令和6年7月時点)。当施設では昨年「肝胆膵外科学会高度技能専門医」が着任し、今まで手術を諦めていた肝胆膵症例も、より積極的に手術に臨むことが出来る体制となりました。同時に低侵襲である腹腔鏡下手術を用いた高難度手術を行うことも可能になりました。
また、大腸癌領域では結腸・直腸の両方のロボット手術プロクター(指導医)が在籍する宮城県内の施設は2024年5月現在3施設しかありません。その強みを活かし、直腸癌においては手術難易度が高いといわれている術前放射線化学療法後肛門温存ロボット手術や、肝胆膵外科学会高度技能専門医との連携による大腸癌肝転移に対する原発巣、肝転移巣同時切除術にも積極的に取り組んでおります。
われわれは、より高難度な手術をより安全に、多くの患者さんに提供することを目指しています。