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麻酔科


「麻酔」という言葉にどのようなイメージを感じるでしょうか?

手術、麻薬、眠っている、注射、痛みをとる、事故が怖い、醒めない恐怖など・・・
外来や入院など一般病院の業務として表に出ることが少ないため、部分的な理解に留まっているように感じます。
ここでは、麻酔について、そして麻酔科医の仕事についてご紹介させていただきます。

手術室で行われる麻酔と、手術の前後を快適に過ごしていただくための仕事

当がんセンターでは、土日を除く毎日手術が行われています。
手術する科は、外科、整形外科、婦人科、泌尿器科、脳神経外科、呼吸器外科、頭頸部外科、形成外科の各科です。

麻酔の仕事は、実は手術の前から始まっています。
手術の前日までに患者さんのカルテや検査結果をみて病状を把握し、他の合併症の有無をチェックします。
担当の麻酔科医が患者さんとお会いして麻酔の方法について説明します。

麻酔の方法は、大きく分けて全身麻酔と局所麻酔があります。
お臍から下の手術で、短時間の手術の場合は、局所麻酔の一種類である脊椎麻酔で行われることがあります。
また、手や腕の手術の時も局所麻酔の一種の伝達麻酔が行われることがあります。
しかし、当院の手術は大部分が全身麻酔で行われています。

全身麻酔は、たくさんの麻薬と鎮静薬(眠る薬)を使って、確実に眠っていただき、しかも痛みの無い状態にします。
また、筋弛緩薬を使って体全体の筋肉の動きを抑え、体を動かないようにします。
筋弛緩薬の目的は、開腹手術の時に強力な腹筋や横隔膜の動きを抑えて手術を円滑に進められるようにすることと、体の余分な動きによって手術操作の妨げにならないように、安全に手術できることです。
呼吸筋や横隔膜の動きも抑制しますので、麻酔科医が人工呼吸を行って確実に酸素を送り、二酸化炭素を排泄しています。このために必要なのが気管挿管です。
麻酔で眠っている間に気管に細い管を挿しいれて人工呼吸器に接続します。

麻酔科医は手術の間中ずっと患者さんの側にいて、血圧、心拍数、呼吸の状態、尿量、体温、適切に麻酔がかかっているか(適切な麻酔深度といいます)を観察し、麻酔薬の量を調節しています。時には痰を取ったり、出血に応じて点滴を早くしたり、輸血をしたりしています。

手術が終わると、麻酔薬の投与を中止し、患者さんの覚醒を待ちます。
お名前を呼んで目を開くことができ、呼吸がしっかりすると、気管内にいれていた管を抜いて麻酔を終了します。
長時間の手術や、患者さんにとってストレスの大きい手術の後は、集中治療室に入っていただき、引き続き麻酔科と手術担当科の医師が協力して病状の変化に対応します。
特に、麻酔から覚醒してくると、手術による痛みが強くなってくることがありますので、鎮痛薬や神経ブロックなどを適切に使用して、痛みの少ない状態で回復力を保っていただけるようにします。

医師紹介

名前 職名 専門医等
髙橋 雅彦
(たかはし まさひこ)
診療科長 日本麻酔科学会 麻酔科専門医
村上 憲孝
(むらかみ のりたか)
医療部長 日本麻酔科学会 麻酔科専門医
安藤 泰志
(あんどう たいし)
医療部長 日本麻酔科学会 麻酔科専門医
山中 啓之
(やまなか ひろゆき)
医療部長 日本麻酔科学会 麻酔科専門医
山田 昌宏
(やまだ まさひろ)
医療部長 日本麻酔科学会 麻酔科専門医