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専門・認定看護師の紹介


資格認定制度は、平成6年に専門看護師制度、平成7年に認定看護師制度が発足し、専門看護師制度では14分野、認定看護師制度では21分野に特定されています。

専門看護師とは

公益社団法人日本看護協会の専門看護師認定審査に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有すると認められた者をいいます。

認定看護師とは

公益社団法人日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有すると認められた者をいいます。
専門看護師
がん看護 2名
感染症看護 1名
認定看護師
皮膚・排泄ケア 2名
緩和ケア 3名
がん化学療法看護 2名
がん性疼痛看護 1名
感染管理 2名
乳がん看護 2名
摂食・嚥下障害看護 1名
がん放射線療法看護 1名
当院では10分野16名の看護師が熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践を行っています。実践を通しての指導、コンサルテーションなど、臨床現場のリソースとして活躍しています。また、近隣施設などを対象に公開講座や出前講座を行い、地域への情報発信もしています。

がん看護専門看護師

がん看護専門看護師は、がん患者さんの身体的・精神的な苦痛を理解し、患者さんの意向・思いを尊重した意思決定支援と生活の視点に立ったより質の高い看護を提供することを目指しています。
がん看護外来では、診断を受ける時期から、治療の時期、経過観察の時期、治療を終えて療養する時期、どのような時期であっても、主治医、看護師と連携・協働し、患者さん・ご家族が最善の医療とケアを受けることができるよう支援します。


感染症看護専門看護師

当院の患者さんは、がんという疾患、検査・治療に伴い感染症に罹患しやすい状況にあります。ひとたび感染症に罹患すると、がん治療や日常生活に大きく影響します。よって、感染症予防は非常に重要な看護ケアであり、倫理的配慮を含め様々な対応が必要になります。
感染症看護は、このような感染症に罹患または感染しやすい状態にある方々や、施設・地域などの集団を対象とした感染予防のための看護・活動を多職種と連携して展開します。
感染管理は、微生物学・疫学・統計学・感染症学などの知識・技術を活用し、感染発生時対応や、自施設の状況にあった日々の感染予防・管理体制を整備する活動です。
感染対策室、感染対策チームの一員として、当院に関わる全ての人を感染から守るための活動に携わっております。


感染管理認定看護師

感染症は、患者、患者の家族、職員に大きな健康被害や経済損失を与えることがあります。
私たち感染管理認定看護師の役割は、感染症の発生をいち早く察知できるように監視をし、発生した場合には、速やかに自施設に適した感染対策が実施できるように支援することです。また、院内や地域に対して感染に関する様々な相談に応えるという役割があります。
感染対策室、ICT/ASTの一員として、当院に関わる全ての人を感染から守るための活動に携わっています。


皮膚・排泄ケア認定看護師

私達皮膚・排泄ケア認定看護師の役割は、スキンケアを基盤とした専門的な知識と技術を用い、皮膚にトラブルを抱えている患者さんが再び皮膚の健康を取り戻せるようにケアの支援をすること、また様々な疾患によって排泄障害を抱えた患者さんが、自分なりに排泄面での生活が再構築され、快適な日常生活を過ごすことができるよう支援することです。主に創傷(褥瘡)、人工肛門・人工膀胱、尿・便失禁などの患者さんに対して、初回介入時から退院後も、多職種や地域の方々と連携を図りながら継続的にケアの支援を行っています。


緩和ケア認定看護師

緩和ケアは、がんと診断された時から患者さんとご家族に寄り添い、身体やこころ、生活に対する苦痛を和らげ、生きる意味を共に考え、その人らしく生きることを支えるケアです。緩和ケア認定看護師は、医療チームの一員として、治療の時期や入院、外来の場所を問わず、患者さんとご家族が抱える苦悩を和らげ、生活や人生をサポートさせていただきます。患者さんやご家族との出会いを大切にしながら活動しております。


がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法を受ける患者さんが、安全・確実・安楽に治療が継続できるように努めています。近年、多種多様な新規抗がん薬が採用され、さまざまな副作用症状を呈する患者さんもおられます。病棟、外来看護師ともに連携を図り、セルフケア支援や副作用症状出現時の症状マネジメントをおこなっています。がん治療はご家族を含めての情報提供や心理的サポートがとても大切です。化学療法を受ける患者さんが自分らしく安心して生活できるよう日々努めております。


がん性疼痛看護認定看護師

がんの痛みは、身体的な痛みだけでなく、精神的、社会的、スピリチュアルな痛みが互いに影響し合って存在します。そして、それらの痛みは「眠れない」「食べられない」「気持ちが落ち込む」など、患者さんの日常生活に大きく影響を及ぼします。がん性疼痛看護認定看護師は、患者さんの痛みやつらさが和らぎ、よい状態で治療を受けていただけるように、また、安心して生活していただけるように、医師、看護師、多職種と連携・協働し支援します。


摂食・嚥下障害看護認定看護師

私の仕事は、手術・長期の絶食・加齢等の理由で食べる(飲む)ことが難しくなった患者さんが、『安全においしく』食べられる喜びを再び感じられるよう支えることです。具体的には摂食嚥下障害の背景を明らかにし、多職種と連携して食事形態の調整や姿勢の調整を中心とした多角的なアプローチを行います。また、誤嚥性肺炎予防や窒息の予防と対応、栄養面のサポート等も含まれます。誤嚥性肺炎は生命に直結し統計的にも肺炎は日本人の死因第3位となっていますので、口腔ケアを主軸としたスタッフ教育を実践しています。栄養面のサポートについては、NST専門療法士として院内の栄養サポートチーム(NST)で活動しています。


乳がん看護認定看護師

乳がん看護認定看護師は、乳がんの専門知識を持ち、患者さんやご家族が必要とする情報の提供や支援を行います。乳がん患者は年々増加し、様々な治療選択、集学的な治療に伴うセルフケア、ボディイメージの変化、妊娠・出産、乳がんの遺伝、再発への不安など様々な迷いや悩みを抱えています。ご自身の乳がんを正しく理解し、納得のいく治療を受けることが出来るようサポートします。長きにわたる治療経過の中で、乳がんを持ちながらもその人らしい生活を送ることができるよう、共に考えサポートしていきます。


がん放射線療法看護認定看護師

放射線治療は、病気を治すことを目的とした根治照射から、がんによる症状を和らげるための緩和照射まで幅広い役割を担います。治療部位や方法、既往歴、生活の仕方などにより副作用の現れ方にも違いがあります。がん放射線療法看護認定看護師は、放射線治療を受ける患者さんとご家族が安心・安全に治療を受けられるよう、多職種と協働しながらその方に合った情報提供や支援を行います。
治療による副作用が低減される、症状と折り合いをつけ生活していける方法を一緒に考え、予定された治療をやり遂げられるよう支援していきます。