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研究教育・画像情報


検査した画像は、デジタルデータとして院内のさまざまな部署に迅速に提供しています。
扱う情報量が膨大なため、放射線技術部のなかでも医療画像管理士の資格をもつ職員が専門的に管理しています。

がんセンターでの放射線技術に関する研究の成果は、毎年、全国学会や県、地方の研究会で発表しています。
また、東北大学医学部保健学科の臨地実習先となっており、学生に対する撮影技術、臨床の知識などを習得できる体制をとっています。

画像情報管理について

当センターでは医療情報画像のうち、X線検査、MR、CT検査、内視鏡検査、超音波検査など生理検査の画像はすべてDICOM画像で院内の画像サーバに保管し医療従事者が閲覧できる環境を整えています。

また、紹介患者様のデータもフィルムではなくCD-Rに記録し持参して下さる医療機関がここ最近でかなり増えてきています。
フィルムならフィルムスキャナーで、CD-Rの画像ならDICOM画像はそのまま、JPEGなどの内視鏡画像もDICOMに変換して院内画像ビューワでみることができるよう変換し作成しています。逆に医療機関のご要望によりこちらからのご紹介患者様のCD-Rでの画像を書き出し提供することも行っています。

そのほか3部門の情報システム(放射線、内視鏡、生理)のサーバの設定や画像サーバ全体の管理業務、高精細モニターの輝度管理や調整やレポーティングシステム全般の管理作成も放射線技術部で行っています。
ネットワークLANの企画、整備やIPアドレスの管理なども画像に関するIT設備全般の管理運用も行っています。

これらの業務に関しては、専門資格として日本放射線技師会での資格である医療画像管理士を2名が習得し実際に管理運用を行っています。

Q DICOM(ダイコム)画像とは?
DICOM(ダイコム)とは、Digital Imaging and COmmunication in Medicineの略で、米国放射線学会 (ACR) と北米電子機器工業会 (NEMA) が開発した、CTやMRI、CRなどで撮影した医用画像のフォーマットと、それらの画像を扱う医用画像機器間の通信プロトコルを定義した標準規格のことです。簡単にいうと機器の違いやメーカーの違いに関係なく医療画像をそのまま同じものを診たり送ったりすることができます。

Q JPEG画像ではダメですか?
JPEG画像(PCの汎用フォーマット)でも変換してみることや画像サーバに登録することは可能です。
ですがDICOMフォーマットの画像ですとCT検査ならCT値や画像の計測などいろいろな機能がそのまま利用することができます。

Q 検査紹介した患者の画像をデジタル画像(CD-R)でほしいのですが?
現在、放射線診断科に検査依頼されたCT、MR、RI検査はCD-Rと読影レポートをつけてお返事しています。
検査依頼の希望の病院はご気軽に地域連携室または放射線CT、MRまで申し付けてください。