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薬の話


なんの「薬」か知りましょう!

「薬」はそれぞれの患者さんに合わせて処方されています。
症状、体格、年齢、肝臓や腎臓の機能、他の合併症等の事柄に十分配慮して考え出されたオーダーメイドの薬です。同じ症状だからといって他の人に薬をあげたり、他の人の薬をもらったりしないでください。大変危険なことです。

もし自分の「薬」のことでわからないことがあったら主治医や薬剤師にたずねてみてください。

薬ののみあわせ

薬ののみあわせ

「薬ののみあわせ」があるのをご存じですか?

一緒にのむと作用が強くですぎたり、逆に作用が低下してしまったりする薬の組み合わせがあります。この情報は最近までわかっていなかったため、今まではあまり重要視されていませんでした。
食べ物との組み合わせでも予期せぬ作用がおこることがあります。
そのために、すでになにかしらの薬をのんでいる人は、次に受診する際には今現在自分がのんでいる薬を医師にお知らせ下さい。
その時には「血圧の薬をのんでいます」では充分ではありません。薬の名前をお知らせ下さい。名前を覚えられないときには手帳にメモしておきましょう。または薬の実物を持参する方法もあります。治療のためにのむ薬で新たな問題を引き起こすことのないように、各自が心がけておく必要があります。

薬はいつ飲めばいいの?

薬は「1日3回毎食後」にのむものだ、と思っている方がずいぶんといらっしゃいます。
確かにいままでの薬は1日分を3回に分けてのむようになっているものがたくさんありました。
しかし、最近では製剤技術の進歩で一回のむと効果が長続きするために、1日2回または1日1回のめば効きめが1日中続くものが増えてきました。
しかし、1日1回だけのめばよい薬を、今までの薬がそうだったからと、ついまちがえて1日に3回ものんでしまったら大変なことになります。
薬によっては朝だけ飲めばいいもの、夜寝る前だけ飲めばいいものなど様々です。
また、1日3回のむ場合でも食事に関係なく、飲んだほうがよい薬もあります。この薬は1日に何回のめばよいのかを常に気をつけていてください。