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研究テーマ紹介 (一般の方向け)


研究活動の概要

がんの代謝活動に関する研究を中心に活動してきました。とくに小細胞肺がん(肺がんの中でも、とくに悪性度が高い)に関する研究は、世界トップクラスです。東北大学院医学系研究科 腫瘍生化学分野としても活動しています。

研究テーマ/内容

小細胞肺がんを含め、いわゆる“分子標的治療の開発”が進んでいないがんに対して有効な、新たな代謝ターゲット治療を研究しています。最近そのプロトタイプを開発し、動物実験で良好な成績を得るところまできました。

目指すもの

私たちが現在目指しているのは、代謝/食事/免疫のトライアングルに着目した、新たながん治療の開発です。あるいは、同様に、既存治療の効果を劇的に高めることも狙っています。がん治療の効果が、私達の毎日の食事によって大きく影響を受けることがあると、動物実験で分かってきました(人での検証はこれから)。食事は、1) 血中をめぐる栄養素への影響を通じ、がん細胞や非がん細胞の代謝活動に影響を与えます。2) また、腸内細菌への影響を通じ、免疫系(免疫チェックポイント阻害など)にも大きく影響します。