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看護部長のあいさつ


 令和5年4月から看護部長となりました大場美沙です。当センターとの出会いは私が看護学生の時です。「精神疾患を持つ人に関わりたい!」と思ったのは実習の時に出会った患者さんの言葉を聴いた時です。「退院先が決まらない」と病棟のデイルームで話す様子が心に響きました。私の中で患者さんの描く生活を営むことができるよう支援したい気持ちが沸き上がった瞬間です。その後当センターへの入職が叶い、患者さん、ご家族を中心としたチームでの支援に関わることができました。それから30数年が経ちました。看護部では『看護倫理を基盤に、精神科看護の質の向上に努める。また、看護のさまざまな「おこない」をとおし、患者さんおよびそのご家族のよりよい環境作りにつとめるとともに、社会の動向に沿った継続性のある良質な看護活動を展開する。』を理念に掲げ、専門性の高い看護の実践を目指しています。そして現在、現場では私の望んでいた患者さん、ご家族、多職種チーム、地域支援者の皆さんと語り合い、力を合わせて患者さんが求める生活や生き方に近づくように取り組んでいます。振り返ってみますとここ数年、新型コロナウイルス感染症感染拡大によって新しい生活様式が求められ、対応に追われましたが、そのような中でも感染防止対策のもと、日々患者さんやご家族に対してチームで支援させていただいております。また理念を体現するために院内現任教育プログラムとしてラダー制を整備し、段階的に精神科看護師として成長していくことができるようサポートしています。さらに専門・認定看護師や認定看護管理者などの資格取得のための研修などキャリア開発の支援も行っています。
 今後も様々な課題はありますが、今は粛々と患者さんやその家族のこれからに向けて当センターの強みであるチームでの支援を今まで通り実践していくことが出来ればよいと考えています。私は皆さんに力をお借りしながら当センターの強みが発揮できる環境づくりに努めていきます。


令和5年4月 認定看護管理者 看護部長 大場 美沙

看護部の理念・方針・目標

理念

看護倫理を基盤に、精神科看護の質の向上を図るように努める。また、看護のさまざまな「おこない」をとおし、患者さんのよりよい環境作りに努めるとともに、社会の動向に沿った継続性のある良質な看護活動を展開する。

方針

1.患者・ご家族一人ひとりの「そのひとらしさ」を大切に看護を提供する。
2.患者・ご家族の個々の生活能力を高め、早期退院に向けた積極的な支援に努める。
3.専門的知識に基づき安全・安楽を考慮し医療事故防止に努める。
4.医療チームの一員としての看護の専門性を発揮し、効率的な看護を提供する。
5.健全な病院経営に参画する。

令和4年度 看護部目標

1.患者の個を尊重し倫理的視点に立った看護を実践する。
2.円滑な入院と丁寧な退院支援及び地域定着促進を行う。
3.安全で安心な看護を提供する。
4.人間的成長と看護実践能力の向上を図る。
5.病院経営の具体的参画を実践する。

組織図

組織図