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令和3年度緩和ケア地域連携カンファレンス


開催記録

令和3年度 第2回 緩和ケア地域連携カンファレンス

kannwakea

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令和4年1月26日(水)18:00~19:00 オンライン開催
テーマ:「痛みにまつわる種々の相談事項」
報告:宮城県立がんセンター 緩和ケア内科診療科長 中保 利通 氏


これまで緩和ケア地域連携カンファレンス開催のたび、参加者より痛みに関連した話題が出ていました。そこで今回のカンファレンスでは、事前に地域の医療従事者の方々より「痛みにまつわる種々の相談事項」を募集し、寄せられた相談に対して中保医師より回答する企画を開催しました。
集まった相談事項は多岐にわたりましたが、15項目にまとめたものを事前に参加者へ配布しました。特殊な質問に対しては中保医師がそれぞれの専門の先生方にも依頼、とりまとめたスライドを作成し、当日Web上で画面共有する形で進められました。所定の時間内に全てを詳しく回答するのは難しい状況で、参加者とのディスカッションがほとんどないカンファレンスとなってしまいましたが、事後アンケート回答数(回収率58%)の68%の方が「参加してとても良かった」、32%が「参加して良かった」と評価してくださいました。
アンケートの自由記載内容から、日々の業務における悩みや気がかりがより明確になり、ケアの振り返りや確認の場となっていたことが窺えました。地域の緩和ケアを実践していくうえで、痛みに関する考え方や対処方法を参加者と共有し理解を深める機会になったものと思われます。
(文責:鈴木昭子)

カンファ風景1

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カンファ風景2

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令和3年度 第1回 緩和ケア地域連携カンファレンス

令和3年6月30日(水)18:00~19:00 オンライン開催
テーマ:「仙南地域における訪問看護の現状と医療連携」
報 告:公益社団法人 宮城県看護協会 柴田・角田地域訪問看護ステーション 所長 渋谷幸江 氏


令和3年度の第1回緩和ケア地域連携カンファレンスが開催されました。渋谷幸江氏より、「宮城県内の訪問看護ステーションは168施設を数えるが、その6割は仙台近郊が占め、仙南地域は10施設と少ないため、施設毎に広範囲の活動が求められている。それをカバーするため多職種でより密に連携しながら患者・家族の支援を行っている」等の現状が報告されました。また、最近経験した症例についての紹介があり、この症例に関わった参加者の方々からそれぞれの立場でのコメントをいただきました。
病院から地域の訪問看護ステーション等へ患者を紹介する際は、両者が患者の日常生活をイメージしながら必要事項を確認し、伝え合うことが重要で、患者が地域で生活を送るための大切なポイントであることが参加者の間で共有されました。
今回のカンファレンスを通じて地域連携の重要性が実感されるとともに、事後に集計されたアンケートの結果を見ると、必要なケアを提供するための多職種連携を他の参加者も取り入れたいと考えていることが読み取れました。
(文責:鈴木昭子)

R3緩和カンファ風景Ⅰ

R3緩和カンファ風景Ⅱ