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令和元年度緩和ケア地域連携カンファレンス


開催記録

令和元年度 第1回 緩和ケア地域連携カンファレンス

令和元年6月26日(水)18:30~19:30
医療法人社団爽秋会 岡部医院/岡部医院仙台 地域医療連携室 相談員 高橋 直也 氏
相談員から見た在宅緩和ケアの現状と課題 「単身者を在宅で支援するためには…」
社会的に関心が高くなっている単身者の現状を相談員という視点で捉え、現状の問題を挙げられました。その中でも鍵の管理(施錠・開錠)についての関心が高く、出席者にとって実践に繋がる内容で、確認の場となっていました。抱える問題には地域差があります。しかし問題を共有することで気づきや実践へのヒントを得られる時間となりました。

カンファ風景

カンファ風景

カンファ風景

令和元年度 第2回 緩和ケア地域連携カンファレンス

テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。
令和元年7月24日(水)18:30~19:30
公益財団法人宮城厚生協会 総合診療科 科長 千葉明日香氏
「在宅医から見た在宅緩和ケアの現状と課題」
医療を提供する医師の視点で、国が考える地域緩和ケアを踏まえて在宅医療の役割、私たちの近隣地域の医療の現状を理解しあいました。在宅医療を担う医師、医療スタッフが不足しており、国の考えている緩和ケアとは隔たりがあることが伺えました。在宅医療の対象は疾患・背景が多種多様で幅広く、それに対応する知識・スキル・時間・マンパワー不足の現状の中で出席者の皆さんが頑張っていることも理解できました。出席者が日常業務の中で抱えていたモヤモヤした思いを、整理できる機会となりました。

カンファ風景

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令和元年度 第3回 緩和ケア地域連携カンファレンス

令和元年9月25日(水)18:30~19:30
訪問看護ステーションすぽっと 所長 本多ひとみ看護師
「訪問看護師から見た在宅緩和ケアの現状と課題 -自宅で最期を迎えた事例を通して-」
自宅で最期を迎えた2事例を通して、訪問看護師としての視点で現状と課題を話されました。患者・家族が変化していく中で、柔軟に対応して生活を支える在宅医療。患者の希望を叶えられて良かったと家族が口にする一方で、患者を看とった後で家族が入院してしまう現状があります。自宅で最期を迎える家族の身体的・精神的疲労をどうサポートしていくと良いのかという課題に対して、どう関わるのが良かったのかを参加者は、自身の職種の視点で考える機会となりました。

カンファ風景

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令和元年 第4回 緩和ケア地域連携カンファレンス

令和元年11月29日(金)17:30~19:00
旭川医科大学病院緩和ケア診療部 副部長 緩和ケア専門医 阿部泰之医師
「正解を目指さない!? 意思決定⇔支援」
「自分のことは自分で決めたいですか?」「医者の思い通りにされたくないですか?」など身近で具体的な質問を参加者に投げかけることから始まり、「人生の最終段階」という言葉について歴史的流れとリビングウィル、アドバンス・ディレクティブなど混乱しやすい言葉の意味を丁寧に説明された後、アドバンス・ケア・プランニングについて、どんなことを大切にすべきか解説してくださいました。その中で「ああ、この人達だったら、僕のことをぞんざいには扱わないだろう。安心だ」と思ってもらうことがゴール、と話し合うことの重要性をわかりやすく強調されました。
患者さん・ご家族と医療に携わる者が双方向性のやりとりを行うことにより、患者さんの意思決定が形作られていく過程を通じて、支援者もともに影響を受けていることを参加者が気づき、驚き、感動のある時間になりました。

カンファ風景

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令和元年度 第5回 緩和ケア地域連携カンファレンス

令和2年1月29日(水)18:30~19:30
宮城県立がんセンター副院長 緩和ケアセンターセンター長 藤谷恒明医師
「みんなでアドバンス・ケア・プランニングを考える」
「みんなでアドバンス・ケア・プランニングを考える」というテーマで緩和ケアセンター藤谷恒明センター長がファシリテーターとなり、青森市医師会作製のDVD「地域が支えた在宅死の実例」を視聴後、ディスカッションをしました。在宅医の方々からは日頃実践されているACPにまつわる話をお聞きすることができ、日常業務の中で遭遇するACPに関わる判断や対応における迷いや疑問を、訪問看護師が参加した医師に意見を求め確認する機会にもなっていました。
特に在宅医療を受けられている方の情報共有を関係する多職種がどのようにしているかを、参加者の方々から具体的に説明していただき工夫や留意点を確認しあい、他の事業所の活動を知る機会にも繋がりました。

カンファ風景

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