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卵子保存相談外来について


悪性腫瘍患者さんに対する卵子凍結保存に関する相談外来(卵子保存相談外来)開設のお知らせ

宮城県立がんセンターでは悪性腫瘍の治療をこれから受ける予定、現在受けている、もしくは治療後で緩解状態にある患者さんのうち、今後の妊娠に備え卵子を凍結保存しておきたい方のために相談外来を開設することとなりました。
患者さん本人、また主治医の先生から治療内容、治療日程等を十分伺った上で、適応があると判断した場合には提携医療機関である宮城県岩沼市のスズキ記念病院または仙台ARTクリニックにご紹介させていただきます。

対象となる患者さん

現在悪性腫瘍と診断され治療開始前か、治療中もしくは治療後で緩解状態にある患者さんで卵子の凍結保存を希望される方。

当院とスズキ記念病院と相談の結果、以下の患者さんは卵子の凍結保存の対象外となります。

  1. 40歳以下の方。
  2. 感染症(B型・C型肝炎ウィルス、HIV感染など)のある方。
  3. エストロゲン依存症のある患者の方(乳がんや子宮体がんなど)。
  4. 卵巣がんの方
  5. がん性腹膜炎となっている方。
  6. 重大な合併症(血栓症、血液凝固異常、自己免疫疾患など)のある方。
  7. 全身状態が著しく不良な方。
  8. その他、医師が不適当と判断した方。


末梢血液検査、生化学検査(肝機能、腎機能、電解質、CRP)、凝固検査(PT、APTT、フィブリノゲン)、感染症(HBs抗原、HCV抗体、HIV抗体)を済ませて、結果のコピーを必ずご持参ください。

相談外来の概要

1.完全予約制です
原則として主治医を通じて当院の地域連携室までお申し込みください。また、受診には病名、治療経過等が記載されている主治医からの紹介状が必要になります。
2.外来日:火曜日・木曜日、14時~
原則1日最大2人までとさせていただきます。
外来の進行状況によっては、待ち時間が発生することがあります。あらかじめ時間に余裕を持って受診してください。
3.時間:1人30分から1時間を予定しています。
4.料金
・料金 本人、御家族等にかかわらず自費(保険診療適用外)となります。
・料金は、1回につき11,000円(消費税込み)です。
・相談の結果、卵子保存の適応とならないと判断された場合でも上記の相談料金は発生いたしますので予めご了承ください。
5.お申込み先
・宮城県立がんセンター 地域医療連携室
〒981-1293 宮城県名取市愛島塩手字野田山47-1
TEL 022-384-3151(内線115)
FAX 022-381-1169(直通)
*専用の申し込み用紙に必要事項を記入して医療機関からFAXでお申し込みください。
お申し込みの際に、診療情報提供書も一緒にお願いします。
6.個人の方からのお問い合わせ
・宮城県立がんセンター がん相談支援センター
TEL 022-384-3151(内線152)
ホームページ https://www.miyagi-pho.jp/mcc/
7.診察場所 : 宮城県立がんセンター婦人科外来
8.担当医師 : 山田秀和 大友圭子 藤田信弘

適応となる場合には必要があれば主治医と連絡を十分取った後に、スズキ記念病院または仙台ARTクリニックへの紹介状の作成をいたします。この紹介は、卵子凍結保存がされることを保証するものではありませんのでご了承ください。また、患者さんが当院からの紹介状無しに、スズキ記念病院または仙台ARTクリニックに直接受診することはできませんのでご注意ください。