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日本対がん協会の垣添忠生会長が来院されました。


がんサバイバーを支援するために東北地方を徒歩で巡っている、日本対がん協会の垣添忠生会長が、17日当センターに来院されました。
垣添会長は、山田総長と懇談後、がんサバイバーである永沼一代さんと対談を行いました。

今回は、当センター入院中に東日本大震災を経験され、さらに自宅も大きな被害をうけ長期の避難所生活を余儀なくされた永沼さんに、被災中のがん治療の体験談、当時感じていたことそして今までどのように自身のがんと向き合ってきたかを聞き、垣添会長自身の経験談を交えながら、ご自身のご病気やご主人をがんでなくしたことをどのように乗り越えられたかといったテーマで対談が行われました。
永沼さんは対談の最後に、「震災当時や、大切な人を亡くしてから立ち直るまでにみんなに助けてもらった。とにかく一人では生きていけないね。みんなに助けられて今現在もそうですけど、過ごしています」と言葉を交わしていました。

この対談は、垣添会長の旅に密着したドキュメンタリー映画「Dr.カキゾエ歩く処方箋」(仮題2024年5月に公開予定)に使用される予定です。

対談風景

※がんサバイバーとは、がん治療を終えた方だけでなく、がんと診断されたばかりの方や、治療中や経過観察中の方なども含め、すべての「がん体験者」のことを指します。
「がんサバイバーシップガイドライン」(国立がん研究センター編)では、「がんサバイバーシップ」を、「がんの状態によらず、がんと診断された後のすべての経験」と定義し、「がんの診断を受けた人は、その瞬間から生涯にわたって、がんサバイバーである。家族、友人、ケアにあたる人々も、当人のサバイバーシップ体験から強い影響を受けるため、がんサバイバーに含まれる」としています。