呼吸器内科

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呼吸器内科の概要

 宮城県立がんセンターは、都道府県がん診療連携拠点病院に指定されており、地域の医療機関からの紹介を受け専門的・集学的がん治療を行っております。呼吸器内科では、東北唯一のがんセンターとしての機能を果たし、宮城県内のみならず近隣の各県からの患者さんの治療も受け入れています。

 肺がんを主体とする胸部悪性腫瘍に対し呼吸器外科や放射線科などの他科と密に連携し集学的治療を行っております。

診療内容

 当センターでは、検診で異常があった場合や、他の医療機関で肺がんなどの悪性疾患が疑われる患者さんについて紹介を受け診断、治療を行っています。初診の患者さんは、原則として紹介状が必要となります。他の医療機関で当科外来の予約を取り紹介状を持参し受診ください。

 セカンドオピニオンは、通常の診療予約とは別の予約が必要となります。詳しくは、「セカンドオピニオン外来」のご案内をご覧ください。

検査について

画像診断として胸部CTやMRI、骨シンチ、平成25年から新しく導入されたPET-CTなどを行います。確定診断のためには気管支鏡検査やエコーガイド下生検、Cガイド下生検などを行います。気管支鏡検査は短期入院で週2回行っており、EBUS-GS(ガイドシース併用気管支腔内超音波断層法)、EBUS-TBNA(超音波気管支鏡ガイド下針生検)や仮想気管支鏡ナビゲーションシステムなどの診断法を組み合わせて使用し、診断率の向上に努めています。胸壁に近い肺病変や、体表のリンパ節などに対しては超音波で病変を観察しながら細い針を刺すエコーガイド下生検で検体を採取する場合もあります。

気管支鏡検査やCTガイド下生検は原則として1泊2日の短期入院で行っています。

治療について

 治療法についてはカンファレンスで協議しそれぞれの患者さんに最適の治療法を検討し、患者さんと相談のうえ決定します。近年、肺がんの抗癌剤治療の分野は急速に進歩しており、さまざまな治療薬が開発されています。国内外の学会ガイドラインに沿った標準治療を行うことが基本ですが、当科では種々の腫瘍遺伝子診断を行いより適合する薬剤による治療や、後述する臨床試験や治験を通して新しい治療法を行うことによって更なる治療成績の向上に努めています。初回の抗がん剤治療や放射線治療は原則として入院して行いますが、2回目以降の抗がん剤治療は平成25年から新しく整備された外来化学療法室を使った通院治療が可能となっています。

臨床試験について

 当科はNEJ、NJLCG、JCOGなどの臨床研究グループに所属し多施設共同臨床研究に積極的に参加しています。当科が中心施設の一つであるNEJグループからは世界の標準治療を変えるような試験結果が発信されています。また、新薬を開発するための臨床試験(治験)も多数行っています。有望な新薬があっても、一般診療で使えるようになるまでには様々な過程を通らなければなりません。一部の患者さんには、治験という国が定める基準にのっとった臨床試験にご参加いただくことで新薬の投与が受けられる可能性があります。医師だけでなく、治験コーディネーター、看護師、薬剤師、検査技師など様々な職種のスタッフのサポートのもとに質の高い治験を行っております。

診療実績

年間入院患者総数    2014年度  637件
                2015年度  664件
気管支鏡検査数     2014年度  174件
                2015年度  172件
治験新規同意       2014年度   81件
                2015年度   57件

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